鹿島槍ヶ岳(2889.1m )
                                      2010年7月28日〜30日
                                                    
(28日)扇沢駅5:50→ 爺ヶ岳登山口6:05→ ケルン8:25〜8:35→ 種池山荘(昼食)11:10〜12:05→ 爺ヶ岳南峰
12:55〜13:00→ 爺ヶ岳13:25→ 冷池山荘14:30(泊)  (29日)6:30→ 布引岳7:30〜7:35→ 鹿島槍ヶ岳8:30〜
8:35→ 冷池山荘(昼食)10:15〜11:30→ 種池山荘13:20(泊)  (30日)6:15→ 爺ヶ岳登山口9:15→ 扇沢駅9:30
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連日の猛暑で近郊の山は暑くて行く気になれない。涼しい山に登ろうと新大阪21時30分発の「さわやか信州号」
に乗り込む。翌朝、5時30分に扇沢に到着。顔を洗ってトイレ、朝食のパンを食べてから爺ヶ岳登山口まで歩く。
今回のコースは、爺ヶ岳経由で冷池山荘に宿泊。翌日は鹿島槍ヶ岳に登り種池山荘に宿泊。翌日は下山、大町温泉郷
で汗を流し昼食と昼寝の後、信濃大町まで行き「さわやか信州号」で大阪駅に帰る予定。            

7月28日、午前5時30分
扇沢トロリーバス駅前に到着

爺ヶ岳登山口に向うが駅前から来た
道を戻ることになる       

扇沢橋を渡り左に曲がると登山口
  

案内板があり、種池山荘3:30
と書いてある        

テントがあり、ここで登山届を書く
  

登山届を済ましスタートする
  

樹林帯の急坂を歩く
  

左に高い山が見えてきた
  

もみじ坂を歩く、階段もあり
  

左に針ノ木岳が見えてきた
  

展望が開けると扇沢駅が見えた
  

小さなケルン横を通る
  
ケルンまでは樹林帯の中で暑くはなかったが急坂で汗をかかないよう休みながら歩く。針ノ木山方面の展望が良い。

  


道中には所々に大木があった
  

爺ヶ岳への稜線が見えた
  

針ノ木雪渓もよく見えてきた
  

ゴゼンタチバナ
  

ダケカンバの下を通る
  

ここから水平な道で歩き易い
道中、黄色の案内板が多い  

少しだが雪渓を渡る
  

上空には荷物運びのヘリコプター
が行き来していた       

ピンクの艶やかなイワカガミ
  

種池山荘が見えてきた
周辺はお花畑だ   

ハクサンフウロ
  

ウサギギク
  

コバイケイソウ
  

種池山荘越しに見る爺ヶ岳
  

風車になっていたチングルマ
  

  


種池山荘より見えた立山方面の山々
  

種池山荘で昼食のラーメンを食べた後、爺ヶ岳に向けて出発する
  

  


ホシガラスが高木のてっぺんで鳴いていた
  

ホシガラスの好物、ハイマツの実
  

まだ残っていたシャクナゲの花
  

爺ヶ岳南峰はもうすぐだ
  

爺ヶ岳南峰にて
  

チシマギキョウ
  

ここは爺ヶ岳中央峰
  

道中で咲いていたコマクサ
  

岩場にホシガラスがいた
  

  


冷池山荘がはっきりと見えてきた
  

冷池山荘に到着
  

今夜はここで宿泊(1泊目)する
  

山頂はガスに覆われていたが夕方、全容を見せてくれた鹿島槍ヶ岳
  
冷池山荘で一泊、明朝、鹿島槍ヶ岳に登る予定だが明日は全国的に雨とのこと。自宅を出発する時は晴天続きで雨の
予報なんて全くなかったのに! 複雑な心持のまま横になっていると疲れのためかいつのまにか眠っていた。   
ここから7月29日、朝から天気予報どうりの雨だ! 幸い小雨で風もないのでスタートするがカッパ着用で歩く。

小雨だが、風もないので出発
  

テント場から奥に鹿島槍ヶ岳
  

チングルマがよく咲いていた
  

  


チングルマのお花畑のある登山道を歩く
  

キヌガサソウ
  

タカネバラ
  

布引岳の稜線が見えてきた
  
冷池山荘からは、しばらくお花畑が続いていたが目の前に布引岳が見えるようになると景色は一変、ハイマツに変わ
る。布引岳は急坂のようだ! 雨は小雨なので歩行には支障はないが時おり白いガスが景色を遮り山が見なくなる。

  


布引岳の山頂にて
  

近くにいた雷鳥の親子
  

布引岳を後にし鹿島槍ヶ岳に向う
  

      道中のハイマツとゴロ岩に雷鳥の子供が2匹          近くでお母さん雷鳥が見守る 
  

鹿島槍ヶ岳への最後の登りだ
  

鹿島槍ヶ岳に到着だ!
  

鹿島槍ヶ岳の山頂にて
  
ガレ場のゆるい傾斜を登ると、すぐに鹿島槍ヶ岳の山頂だった。山頂は雨で視界が悪く周辺はガスで何も見えない。

  


山頂で写真を撮った後、雨で居場所もないのですぐに下山
  

下山道から右下の谷間を見る
  

  


この花はあちこちに咲いていた
   

ヒキガエル(10cm程度)
   

イブキジャコウソウ
   

下山道のお花畑
   

アオノツガザクラ
   

シナノキンバイ
   

冷池山荘が見えてきた
   
デジカメのレンズがぼやけてきたと思ったらカメラの内部にまで水が浸透してきたようだ。この後、スイッチを押し
ても動作せずデジカメ君が死んだようだ。雨の中、私が無理矢理、写真を撮り続けたせいだ。かわいそうなことをし
た。以前、富士山で雨の中、同様に写真を撮り続けデジカメを死なせたことがあったが反省が足りなかったようだ。
                                                    
この後、冷池山荘で昼食、種池山荘に宿泊(2泊目)する。翌日は往路を下り爺ヶ岳登山口から扇沢駅まで戻りバスで
大町温泉郷へ「薬師の湯」で汗を流し信州そばを食べ昼寝をする。昼寝の後はバスで信濃大町駅に向う。     
信濃大町駅前15時10分発「さわやか信州号」に乗車、高速道路も順調に進み予定時間どおりに大阪駅に着いた。